宝山私流

「宝山」をご愛飲いただいている、文化人の皆さまからの応援メッセージです。
「宝山私流(わたしりゅう)」として、シリーズでご紹介しております。

宝山私流 Vol.2 2013年11月30日
夢酒(むっしゅ)みずき
SAKEソムリエ

森 隆 様

森 隆さんのご紹介

 

<プロフィール>

  • ・森 隆(もり たかし)
  • ・1966年8月16日生まれ
  • ・東京都出身(A型)

「和酒」へのこだわり、「宝山」との出会い

森さんが展開されている事業について教えてください

「ホテルウィングインターナショナル」がチェーン展開をスタートする最初の年に、株式会社フォーブスの前身である「株式会社ウィングインターナショナル」に入社しました。ホテルウィングインターナショナルのコンセプトは、お客様に楽しくお食事いただき、快適にお泊まりいただける「食泊ホテル」。旅行でいらした方にも、仕事でいらした方にも、その土地ならではのお酒やお料理を楽しめる、つまり地元の方でなくても、地元を味わえるような場所を提供することです。私のミッションはそんなホテル展開に適した場所を探し、選び、そしてその土地の風土や文化を踏襲した空間作りを考えることです。その当時、地方のホテルと言えば、駅前周辺の限られたエリアにしか存在せず、また観光や出張で来られるビジネスマンのみが対象であったため、地元の方たちが集まりたい場所にはなっていませんでした。私たちが目指したのは、県庁所在地ではない県内で人口2番目以降の土地にも、利便性と清潔感、そしてその土地ならではの楽しみを提供できる場所を作ること。つまり、旅行者やビジネスマンだけでなく、地元の人にも愛される場所を作ることでした。その後、ホテルウィングインターナショナルは全国にチェーン19店舗を展開をしています。
私がプロデューサーを務めております、日本酒ダイニングバー「夢酒」の第一号店をオープンしたのは、平成6年の6月です。神田淡路町に全国の美味しい地酒と料理を楽しめる、“夢のような酒を飲めるお店”というのが名前の由来です。以降、その名前に恥じぬよう、責任感とこだわりを持ってサービス開発に取り組んでいます!

森さんのお酒に対するこだわりを教えてください

私自身が大のお酒好きと言うこともありますが(笑)、お店でお客様に提供するお酒選びには、徹底的にこだわっています。まず自分で調べて、選んで、取り寄せて、味わって、これだ!と感じたお酒には実際に蔵までうかがわせていただき、作り手のお話を聞く。そして納得したお酒だけをお客様に提供しています。「夢酒」では主役はお酒です。心から美味しく飲んでいただくために、そのお酒が生まれた土地の料理や食べ方を合わせていきます。そうして、お酒と料理のイメージが合うように組み合わせると、どんなお客様にも喜んでいただけます。

夢酒みずき

「宝山」そして「西酒造」との出会いについて

私が「宝山」を始めて知ったのは平成8年の初春になります。その時まで私自身がずっと地酒にこだわっていたこともあり、「本格焼酎」というものに対してあまり馴染みありませんでした。そんな時、東京中野にある「味のマチダヤ」という地酒専門店の店主さんから、「ものすごく美味い焼酎がある!」と富乃宝山を紹介され、飲ませてもらったことが最初のきっかけです。「確かにこれは美味い!これは行ける!」と焼酎をロックで飲んでいるのに、吟醸酒のようだ!と感銘を受けたことを今でも覚えています。大げさではなく、ロックで飲める世界初の焼酎だと思いました。その富乃宝山のボトルには「札」が掛けてあって、その札を見ると「一生懸命に作りました!何かありましたらご連絡ください!西酒造 西陽一郎」と、連絡先の電話番号が書いてありました。その時、ちょうど鹿児島県の出水という土地で、ホテルのレストラン開発を進めているタイミングでしたので、これは良い機会だとさっそく西さんに連絡をしました。それまで20件以上も日本酒の蔵元さんを訪ねていましたが、焼酎の蔵元さんを訪ねたのは初めてのことでした。東京にいる私たちからすれば、鹿児島県は西の方角です。そして西さんと初めてお会いすることになった日は、平成8年の5月24日=「にし」の日。お会いする前からご縁を感じずにはいられませんでした。

田んぼ