蔵人ご紹介　鳥越

皆さま、おはようございます！今朝ご紹介するのは蔵人「鳥越 陽介（とりごえ ようすけ）」です。入社以来、米蒸し・芋きり・芋蒸し・麹造り・もろみ造りと、仕込みの工程に沿う形で経験を積み、現在は仕込み終盤の行程で「蒸留・濾過」をメインに担当しています。d(^_^o)屋根のある蔵での仕込みがフル稼働している今の時期は、毎日熱気を帯びた蒸留器の前に立ち、もろみに応じた蒸留で様子を見守る鳥越ですが、屋根のない蔵での仕込み＝農業の時期には畑仕事、そして宝山を取り扱ってくださる酒販店さんや飲食店さんへのご案内までを担当するとても頼もしいメンバーです。(*´∀｀) 職人魂あふれる鳥越をぜひ応援してください。
■鳥越より■
焼酎造りは知れば知るほど本当に奥が深く面白いです。醸造が本格稼働している今の時期、僕は蒸留をメインに担当していますが、焼酎の仕込みは原料となるお米やお芋の品種・製麹・もろみの状態や蒸留方法で、仕上がった焼酎に色が付いて見えるほど酒質が変わります。入社して９年目になりますが、これまで一つ一つの行程を経験させてもらえたことで、それぞれの仕込みの重要性とコンディションを理解しながら蒸留を考えることができていると思います。ここ（鳥越が担当する蒸留所）には大きさの異なる３つの蒸留器があり、各銘柄の特性や目安とするアルコール度数に適した蒸留器と蒸留方法を採用します。さらに、もろみのコンディションや周囲の気候条件などから、蒸留させる温度や時間を調整するといったかたちです。長い仕込み行程の中でも「蒸留」は焼酎の味わいに与える影響が大きいと感じており、そのポジションを自分が担当させてもらっていること責任とやりがいを感じています。より多くの方に「美味しい」と感じていただける宝山をお届け出来るように、これからも一つ一つの仕込みに集中して経験を重ねて行きたいと思います。