蔵人紹介 徳丸
皆さま、おはようございます!今朝ご紹介するのは製品部主任の「徳丸健太(とくまる けんた)」です。(^ー^)ノ 製品部では農業から醸造・貯蔵と長い仕込みの行程を終えて完成した宝山を「製品化」する、最後の重要な役割を担っています。徳丸は入社してから11年間、一貫してこの製品部を支えており、焼酎の瓶詰め→検品→ラベル貼り→箱詰め→最終検品→そして出荷と、製品部の全行程を管理しているとても大切なメンバーです。(*´∀`) 蔵人達が時間を掛けて造った宝山を、ビシッと完璧な状態でお客様の元へ届けるためには、決して機械だけでは完結しません。使命感と責任感、そしてお客様への愛情溢れる徳丸のメッセージをぜひご覧ください。
■徳丸より■
製品化の仕事でもっとも大切なのは、「絶対に間違いを見逃さない!」という責任感と集中力です。瓶詰めされた宝山の中にいっさい異物は入っていないか?瓶にはどんな小さな傷も付いていないか?また、曲がって貼られていたり、傷が付いているラベルは一枚もないか?箱詰めした状態でラベルは全て正面を向いているか?など、一本一本を全て人の目で検査します。ここで重要なのは、「機械が間違わないはずがない!」と常に“疑いを持って”臨むことです。機械はセットした作業をほぼ間違いなくこなしてはくれますが、完璧と言える仕事を行うのは「人」でしかできないと考えています。ただし、人の集中力にも限界があるため長時間一つの持ち場を担当することが無いように、また常に複数の目でチェックを行えるように、チームワークでしっかりとローテーションすることも高い精度で検品を行う秘訣です。他にも西酒造では銘柄によってはラベル貼りや笠掛けなど、最後の仕上げを手作業で行うものも数多くありますが、このようにたくさんの時間と人の手間を掛けて行うことで、若いメンバー達にも自分たちが造る宝山への愛着が沸き、責任感も芽生えてくるのだと思います。これから忘年会やお歳暮のシーズンとなり、一年の中で最も出荷が増える時期に入りますので、全員しっかりと体調を整え、集中力を切らすことなく、皆さまに完全な状態で宝山をお届けしたいと思います!