桜島
皆さまは‟鹿児島県“と聞いて、はじめに何を連想されますか?
「芋焼酎!」と言っていただける方も多いのですが、ニュースや気象情報などで取り上げられることが多い“桜島”を連想される方がやはり多いかもしれません(;^_^A
幕末時代、西郷隆盛などと親交があった福岡藩士“平野国臣”の短歌にも、
「わが胸の 燃ゆる思いに くらぶれば 煙はうすし 桜島山」
とあり、この歌は雄大にそびえ立つ桜島を象徴するのにもっとも適した歌とも評されています♪
ご存知の通り桜島は、現在も活発に活動を続ける活火山で、年間1,000回前後噴火することも珍しくありません。桜島から広がる火山灰がシラス台地を形成し、これが薩摩芋の栽培にとても向いていたため、広く栽培され、現在の芋焼酎へと繋がっていった歴史があります(*^_^*)
“地酒”が生まれる背景には、その土地土地の気候や風土があるんですね。