蔵人紹介・熟練の職人

蔵人紹介・熟練の職人 2017年6月21日

蒸留担当の“加覧”です!

地元・鹿児島県の出身、製造部で活躍する「加覧 慶太(がらん けいた)」は、1月~7月は「農業」、8月~12月は「醸造」と、宝山の「仕込み」に関わる業務全般を担当しています(^ー^)ノ

農業が最も忙しい今の時期は畑に出て、お芋の苗切りや苗植え、またお芋たちが土の中の栄養分を十分摂れるように、畑のメンテナンスなども行います。そして蔵では、宝山吟味蔵の研究員たちと連携して、試験仕込みにも携わっています♪

蔵人として今年で11年目を迎え、若手メンバーたちの指導も積極的に行う加覧は、製造現場におけるキーマンです。いつも笑顔を絶やさず蔵のムードメーカーでもある加覧のメッセージを、皆さまもぜひご覧ください(人´∇`)

 

■加覧のメッセージはこちらよりご覧いただけます。
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西酒造に入社して、あっという間に10年が経ちました。

入社前から大好きだった「焼酎」を造る仕事ができて、また農業から醸造まで、常に新しい焼酎の可能性を追求できるこの仕事に、とても大きなやりがいを感じています。僕の主な担当は「蒸留」ですが、醸造の時期に入ると毎朝7時から始まる芋切り、製麹、もろみづくりまで全般に携わり、農業の時期には、毎日畑に出て、宝山の原料になるお米やお芋を育てます。

 

僕自身まだまだたくさんの経験を積む必要がありますが、僕より若いメンバーも増えてきたため、数年前から「教える」ことも重要な仕事の一つです。私は後輩の指導において、「教え方が良ければ育つ! / 育たないのは教え方が悪いから!」という考えがあり、教える人がキチンと責任を持つことが大切だと思います。

焼酎の仕込みは指導だからといってもちろん失敗は許されません。それぞれの仕込みの段階を‟いっしょに“こなしながら、10年間で得た知識、自分の失敗経験や成功経験を伝えて、仕込み作業の意味や注意すべき点などを、教えられる側が整理しやすいように指導することが大事です。

「教えられる」よりも「教える」方がはるかに緊張感がありますが、「教える」経験をすることで、自分自身も基本的なことから振り返りができ、仕事の精度向上につながることを実感しています。

 

「1%でも美味しくするために、やれることは何でもやれ!」

これは西社長から教えてもらった、焼酎造りをするうえでの心構えであり、大好きな言葉です。

1年間の仕込みのサイクルを10回経験している中で、「今のやり方が本当に最高なのか?」と常に自問しながら仕込みをするようにしています。「農業」も「醸造」も真剣に取り組んだ分だけ経験値が増え、その分課題も見えてきて、試したいこともどんどん増えます。

そうした結果が、焼酎の品質となって表れることは蔵人として至福の喜びです。

今後も1%でも美味しくなるように、やれることは何でもやる!そんな仕事を続けたていきます!

 

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