吉兆宝山と麹室
ご紹介の写真は手作業で麹をつくる部屋”麹室(こうじむろ)”で元気に育っている途中の黒麹と吉兆宝山です。実はこの黒麹、そのまま食べるととっても酸っぱい味がするのをご存知ですか?d(^_^o)なぜなら元気に育った黒麹は、多くのクエン酸を生み出すからです。このクエン酸は、もろみが元気に醗酵できるように手助けをしてくれるだけでなく、ピリッと締まった味わいの焼酎を生み出す源にもなる、とてもありがたい存在です。d(ゝ∀・) 黒麹はこの後、甕壺で仕込み水と酵母と一緒になり5日間ほどアルコール醗酵を進める「一次仕込み」、蒸した黄金千貫を加え、さらにゆっくりと醗酵を進める「二次仕込み」、そして蒸留を経て、吉兆宝山の原酒となります。今年の麹造りも順調に進んでいますので、2015年仕込みの吉兆宝山にもぜひご期待ください♪今週も一週間おつかれさまでした!