宝山の新しい麹米「たからまさり」です♪

昔から、一「麹」、二「もと（酒母）」、三「造り」と言われるように、焼酎造りにおいて、「製麹」は最も大切な作業です。西酒造では「芋麹」と「米麹」、両方の仕込みを行っていますが、今日ご紹介するのは、「米麹」の原料米として使用する新しい「麹米」の開発に関する話題です(^^)/

鹿児島県農業開発総合センターが育種し、私たち西酒造が、醸造適性の評価をするという形で共同研究を行いました♪ この共同研究の内容は、南日本新聞の紙面上でも紹介されています( *´艸｀)  今回開発しました焼酎用麹米の名称は「たからまさり」ですd(^_^o)  デンプンに含まれる「アミロース」という成分の含有量が多く、蒸した時に粘りが少ない特長を持ち、お米同士がくっつきにくくパラパラしているため、お米一粒一粒に麹菌を満遍なく繁殖させることができます♪

鹿児島県工業技術センターが、この「たからまさり」を使用して行った試飲調査では、焼酎の華やかな香味成分が増加したという結果も出ています(*’▽’)  より良い麹米は、さらに美味しい焼酎造りへのチャレンジに繋がるため、これからも契約農家さんたちと連携し、「農業」から始まる美味しい焼酎造りに取り組んでまいります！