宝山散歩 ～龍門司坂～

三連休の最終日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ご紹介の写真は、旧加治木町（鹿児島県姶良市）に残る石畳の古道、『龍門司坂』です♪ 寛永１２年（１６３５年）に着工し、１００年以上の歳月をかけて完成したと云われています。物資の往来する主幹線として、薩摩の経済と文化の発展に大いに関与し、明治１０年（１８７７年）に起こった「西南戦争」では、西郷隆盛率いる薩軍がこの坂道を通って熊本へと向かいました。

全長は当時１,５００メートル余りあったそうですが、現在は４６４メートルが当時の姿で残っているのみです。苔に覆われ、それぞれ形や大きさが異なる石の畳が、当時からの歴史を感じさせてくれますね(*´∪｀*) 平成８年に文化庁より「歴史の道百選」に選定され、大河ドラマ「篤姫」や「西郷どん」のロケ地としても有名ですd(ゝ∀･)

今後「宝山散歩」として、宝山の故郷、鹿児島県の風景を適時お伝えして参りたいと思います。皆さまどうぞ、素敵な祝日をお過ごしください♪

※撮影：四季写真家 山口博之