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お知らせ/メッセージ/ご挨拶

お知らせ/メッセージ/ご挨拶 2019年3月1日

URLAR =“大地”と言う名のワイン

この度、西酒造は、ニュージーランドにおいて新たにワインの醸造を手がけることとなりました。1845年の創業以来170年余、薩摩の地で芋焼酎造りを続けている私たちが、遠く南半球の島国・ニュージーランドでワイン造りを行うことを、驚かれた方も多いかと思います。

“蒸留酒”である焼酎と、“醸造酒”であるワインにどんな接点が?

皆さまはそう思われるかも知れません。しかし、蒸留酒も醸造酒も原点は一つ、“農業から始まる酒造り”です。西酒造はこれまで、お酒の奥深さに魅了され、ただ喜んでもらえる「旨さ」を追求してきました。また、そのためには焼酎に縛られることなく、他のお酒からも広く学ぶべきであると考え、20年以上前からワインやウィスキー、ジンなど、世界中の優れた醸造家達とコミュニケーションを続けています。

そして数年前、西酒造 八代目当主:西 陽一郎は、ニュージーランドで二人のかけがえのない仲間と出会いました。一人は、日本を飛び出し、ニュージーランドで栽培醸造家として注目を集める小山 浩平、もう一人は、グラッドストーンでワイナリーを設立し、ニュージーランド・ワインの可能性を追求するアンガス・トムソンです。

三人は国境を越え、そして酒類の壁を超えて出会い、新たなワイン・ブランドを世界に発信させるプロジェクト、「TEAM GLADSTONE URLAR」をスタートさせたのです。

※GLADSTONE URLAR=「グラッドストーン・ア―ラー」

“新生GLADSTONE URLAR”の日本デビュー

2019年2月12日に、日本初披露となる「URLAR Launch Party」を東京で開催しました。この日は、160年前に『種の起源』を著した自然科学者:チャールズ・ロバート・ダーウィンの誕生日にあたります。

イベントには、日本で唯一“MASTERS of WINE(マスター・オブ・ワイン/MW)”の称号を持つ、大橋 健一さま、外務副大臣:佐藤 正久さま、ニュージーランド大使:スティーブン・ペイトン閣下をはじめ、ワインに精通された、さまざまな業界の方にお越しいただきました。

「GLADSTONE URLAR」オーナー 兼 クリエイティブ プロデューサー:西 陽一郎のオープニング・スピーチから始まり、ゲストの皆さまの温かい祝辞、そして「新生GLADSTONE URLAR」栽培醸造責任者に就任した、小山 浩平によるプレゼンテーション、マーケティング・マネージャー:アンガス・トムソンからのメッセージをお聴きいただいたあと、いよいよ3種類の「URLAR (=ソーヴィニヨン・ブラン、ピノノワール、ファミリーリザーブ・貴腐ワイン)」を、味わっていただきました。

「GLADSTONE URLAR」の味と品質に対し、大変多くの方から最上級の賛辞をいただきましたので、皆さまを代表し、MASTERS of WINE:大橋 健一さまのメッセージをご紹介したいと思います。イベント会場にてお話いただきました、大橋さまと西陽一郎とのエピソードとともに、ぜひご覧ください。

 

MW:大橋 健一さまより

私にはMWとしての顔ともう一つ、栃木県で90年続く酒屋の主人としての顔があります。今から20年以上前、陽一郎社長が世に送り出した「富乃宝山」や「吉兆宝山」など、芋焼酎の最高傑作とも言える数々の宝山ブランドが、私と陽一郎社長を引き寄せてくれました。以来、20年以上お付き合いさせていただいている“旧知の仲”です。

陽一郎社長の焼酎造りは農業から醸造まで、どの工程おいても、旨さを追求するための緻密なアプローチが成されていて、私のどんな質問に対しても明確な理論と成分値で答えてくれます。頭の中に醸造科学と情熱がぎっしり詰まった“稀代の醸造家”であり、心から尊敬する人物です。

そんな陽一郎社長から、ある時こう言われました。

「実は、情熱を持って、ワインの醸造を始めることにした。一度、僕の造ったワインをテイスティングして欲しい」

私は酒屋の主人としてではなく、MWとしてこう答えました。

「ワインの品質に対して、私は絶対に嘘を付くことはできない。誰が造ったワインであろうと、厳しく評価をさせていただくし、クオリティが足りてないワインと取引をすることは絶対にない。そのつもりで、テイスティングをさせて欲しい」

 

「葡萄」は、芋焼酎の原料である「米」よりも「芋」よりも圧倒的に水分量が多いため、劣化がしやすく、また、気候や風土などさまざまな条件で影響を受けやすいことは間違いありません。西陽一郎率いる、「TEAM GLADSTONE URLAR」が、いったいどんなアプローチをして、どんなワインに仕上げてくるのか? そんな大きな期待と緊張を感じながら、“その日”が来るのを心待ちにしていました。

そして、初めて「GLADSTON URLAR」をテイスティングした時、

「これは・・・、すぐいっしょにやろう!」

と、私の方から進言させていただいたのです。

今日この場で供出された3種類のワイン、そのすべてが極めて高いクオリティにあります。この段階において既に、ブランドのスタンダードをこのレベルにまで引き上げて来ていることは、まさに驚くべきことです。MWとしてこれだけ熱く語りたくなるほどの情熱とクオリティが、このボトルの中に詰まっているのです。

ニュージーランドで活躍中の「スーパースター」といえる日本人の先人・醸造家たちを、陽一郎社長はとても尊敬しています。私はここにまた、新たな「スーパースター」の誕生を感じています。MWとしてぜひ、「TEAM GLADSTONE URLAR」の一員に加えていただき、ニュージーランドと日本との絆を、ますます深くする一助になりたいと思います。

「URLAR Launch Party」は続き、ゲストの皆さまも、3種類のワインに対する大橋さまのご評価をもとに、それぞれのワインの個性と品質、マリアージュした料理を愉しまれました。グラスを傾けながら、いつしか、ゲストの皆さま同士のワイン話にも華が咲き、会場は大いに盛り、最後は、俳優:辰巳 拓郎さまのメッセージと一本締めで閉幕となりました。

今後当ページにて、「URLAR」を育むニュージーランド・グラッドストーンの“大地”、人の理性で、自然の力を最大限に生かす「TEAM GLADSTONE URLAR」のワイン造り、そして「URLAR」の特徴、品質、味わいなどについても、適時ご紹介して参ります。

「GLADSTONE URLAR」の発売につきましては、もう少し先になりますが、3月中に改めてご案内いたします。皆さま、「GLADSTONE URLAR」との出会いを、どうぞ楽しみにお待ちください。

 

TEAM GLADSTONE URLAR

メンバー一同

GLADSTONE URLAR 公式サイト
https://www.gladstone-urlar.com/

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お知らせ/メッセージ/ご挨拶

お知らせ/メッセージ/ご挨拶 2024年4月22日

URLAR =“大地”と言う名のワイン

この度、西酒造は、ニュージーランドにおいて新たにワインの醸造を手がけることとなりました。1845年の創業以来170年余、薩摩の地で芋焼酎造りを続けている私たちが、遠く南半球の島国・ニュージーランドでワイン造りを行うことを、驚かれた方も多いかと思います。

“蒸留酒”である焼酎と、“醸造酒”であるワインにどんな接点が?

皆さまはそう思われるかも知れません。しかし、蒸留酒も醸造酒も原点は一つ、“農業から始まる酒造り”です。西酒造はこれまで、お酒の奥深さに魅了され、ただ喜んでもらえる「旨さ」を追求してきました。また、そのためには焼酎に縛られることなく、他のお酒からも広く学ぶべきであると考え、20年以上前からワインやウィスキー、ジンなど、世界中の優れた醸造家達とコミュニケーションを続けています。

そして数年前、西酒造 八代目当主:西 陽一郎は、ニュージーランドで二人のかけがえのない仲間と出会いました。一人は、日本を飛び出し、ニュージーランドで栽培醸造家として注目を集める小山 浩平、もう一人は、グラッドストーンでワイナリーを設立し、ニュージーランド・ワインの可能性を追求するアンガス・トムソンです。

三人は国境を越え、そして酒類の壁を超えて出会い、新たなワイン・ブランドを世界に発信させるプロジェクト、「TEAM GLADSTONE URLAR」をスタートさせたのです。

※GLADSTONE URLAR=「グラッドストーン・ア―ラー」

“新生GLADSTONE URLAR”の日本デビュー

2019年2月12日に、日本初披露となる「URLAR Launch Party」を東京で開催しました。この日は、160年前に『種の起源』を著した自然科学者:チャールズ・ロバート・ダーウィンの誕生日にあたります。

イベントには、日本で唯一“MASTERS of WINE(マスター・オブ・ワイン/MW)”の称号を持つ、大橋 健一さま、外務副大臣:佐藤 正久さま、ニュージーランド大使:スティーブン・ペイトン閣下をはじめ、ワインに精通された、さまざまな業界の方にお越しいただきました。

「GLADSTONE URLAR」オーナー 兼 クリエイティブ プロデューサー:西 陽一郎のオープニング・スピーチから始まり、ゲストの皆さまの温かい祝辞、そして「新生GLADSTONE URLAR」栽培醸造責任者に就任した、小山 浩平によるプレゼンテーション、マーケティング・マネージャー:アンガス・トムソンからのメッセージをお聴きいただいたあと、いよいよ3種類の「URLAR (=ソーヴィニヨン・ブラン、ピノノワール、ファミリーリザーブ・貴腐ワイン)」を、味わっていただきました。

「GLADSTONE URLAR」の味と品質に対し、大変多くの方から最上級の賛辞をいただきましたので、皆さまを代表し、MASTERS of WINE:大橋 健一さまのメッセージをご紹介したいと思います。イベント会場にてお話いただきました、大橋さまと西陽一郎とのエピソードとともに、ぜひご覧ください。

 

MW:大橋 健一さまより

私にはMWとしての顔ともう一つ、栃木県で90年続く酒屋の主人としての顔があります。今から20年以上前、陽一郎社長が世に送り出した「富乃宝山」や「吉兆宝山」など、芋焼酎の最高傑作とも言える数々の宝山ブランドが、私と陽一郎社長を引き寄せてくれました。以来、20年以上お付き合いさせていただいている“旧知の仲”です。

陽一郎社長の焼酎造りは農業から醸造まで、どの工程おいても、旨さを追求するための緻密なアプローチが成されていて、私のどんな質問に対しても明確な理論と成分値で答えてくれます。頭の中に醸造科学と情熱がぎっしり詰まった“稀代の醸造家”であり、心から尊敬する人物です。

そんな陽一郎社長から、ある時こう言われました。

「実は、情熱を持って、ワインの醸造を始めることにした。一度、僕の造ったワインをテイスティングして欲しい」

私は酒屋の主人としてではなく、MWとしてこう答えました。

「ワインの品質に対して、私は絶対に嘘を付くことはできない。誰が造ったワインであろうと、厳しく評価をさせていただくし、クオリティが足りてないワインと取引をすることは絶対にない。そのつもりで、テイスティングをさせて欲しい」

 

「葡萄」は、芋焼酎の原料である「米」よりも「芋」よりも圧倒的に水分量が多いため、劣化がしやすく、また、気候や風土などさまざまな条件で影響を受けやすいことは間違いありません。西陽一郎率いる、「TEAM GLADSTONE URLAR」が、いったいどんなアプローチをして、どんなワインに仕上げてくるのか? そんな大きな期待と緊張を感じながら、“その日”が来るのを心待ちにしていました。

そして、初めて「GLADSTON URLAR」をテイスティングした時、

「これは・・・、すぐいっしょにやろう!」

と、私の方から進言させていただいたのです。

今日この場で供出された3種類のワイン、そのすべてが極めて高いクオリティにあります。この段階において既に、ブランドのスタンダードをこのレベルにまで引き上げて来ていることは、まさに驚くべきことです。MWとしてこれだけ熱く語りたくなるほどの情熱とクオリティが、このボトルの中に詰まっているのです。

ニュージーランドで活躍中の「スーパースター」といえる日本人の先人・醸造家たちを、陽一郎社長はとても尊敬しています。私はここにまた、新たな「スーパースター」の誕生を感じています。MWとしてぜひ、「TEAM GLADSTONE URLAR」の一員に加えていただき、ニュージーランドと日本との絆を、ますます深くする一助になりたいと思います。

「URLAR Launch Party」は続き、ゲストの皆さまも、3種類のワインに対する大橋さまのご評価をもとに、それぞれのワインの個性と品質、マリアージュした料理を愉しまれました。グラスを傾けながら、いつしか、ゲストの皆さま同士のワイン話にも華が咲き、会場は大いに盛り、最後は、俳優:辰巳 拓郎さまのメッセージと一本締めで閉幕となりました。

今後当ページにて、「URLAR」を育むニュージーランド・グラッドストーンの“大地”、人の理性で、自然の力を最大限に生かす「TEAM GLADSTONE URLAR」のワイン造り、そして「URLAR」の特徴、品質、味わいなどについても、適時ご紹介して参ります。

「GLADSTONE URLAR」の発売につきましては、もう少し先になりますが、3月中に改めてご案内いたします。皆さま、「GLADSTONE URLAR」との出会いを、どうぞ楽しみにお待ちください。

 

TEAM GLADSTONE URLAR

メンバー一同

GLADSTONE URLAR 公式サイト
https://www.gladstone-urlar.com/

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