お芋畑の“畝たて”と“マルチ張り”
屋根のない蔵では、朝から暖かく、心地よい春風を感じられるようになりました♪ 育苗ハウスでは、お芋の苗がすくすくと育ち、苗を迎える畑では、“畝立て(うねたて)”と“マルチ張り”が着々と進んでいます(*‘∀‘)
耕した土に、お芋専用の肥料を混ぜ込みながら畝を立て、マルチを張って行くのですが、この作業は、お芋の苗を植える1週間以上前に行います。耕した土にしっかりと肥料が馴染んでいる必要があるからです(*´▽`*) このマルチは、お芋の成長の妨げになる余分な雑草が畝に生えてくるのを防いでくれるだけでなく、土の保温効果もあり、とても重要な役目を担ってくれるのです♪
マルチには大きく2つの種類があります。役目が終わると自然と土に還って行く「生分解性」のエコな素材と、還らない素材です。生分解性のマルチでは、お芋が成長して行く段階で分解されるため、外気の影響を受けやすく、寒さに弱いお芋は早めに収穫する必要があります。逆に還らない素材だと、マルチを取り除く手間が掛かりますが、寒さに弱いお芋でも外気から守ってくれる効果があります(∩´∀`)∩
同じ品種のお芋でも、マルチの性質によって栽培期間や収穫時期が異なるのです。今年はどのように育てて行くか、屋根のない蔵での試行錯誤が始まっています( ˘ω˘ ) 今週も一週間、よろしくお願いします!