“屋根のない蔵”の守り神 五穀豊穣を祈り祀る「田の神様」です♪
「たのかんさあ(田の神様)」は、西酒造の創業の地である吹上町田尻にあります(*´▽`*) 春暖のやわらかい日差しを浴びながら、あぜ道で日向ぼっこをされているようにもみえますが、その名の示す通り、私たちの田んぼを守り、豊作をもたらしてくれる農業の神様です♪
「たのかんさあ」は、旧薩摩藩領(鹿児島県本土及び宮崎県南部)に江戸時代から伝わるもので、こちらの「たのかんさあ」も、西酒造が創業した弘化2年(1845年)からさらに100年ほど前の、江戸時代中期に建立されたと伝えられています(*’ω’*) 風雨に打たれながらも、時空(とき)を超えて、田んぼと人々の営みを見守り続けるその佇まいに、蔵人たちは皆、深い感謝と親しみを感じています。今日も「たのかんさあ」の前で手を合わせて、屋根のない蔵での仕込みが始まりますd(^_^o)