二次仕込み担当の“永楽 優佳”です!
熊本県の出身、製造部で二次仕込み(もろみ造り)を担当する「永楽 優佳(えいらく まさよし)」はアメフト経験もある力持ちです。農業の仕事も、醸造の仕事にも疲れた表情を一切見せず、気持ちと気合いを込めて取り組んでいます(*^_^*)
先週から始まった2017年の「醸造」に日々奮闘する永楽のメッセージを、皆さまもぜひご覧ください(人´∇`)
■永楽 優佳より。
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長崎の造船所に勤め、船を造っていた頃、週末にいろんな酒蔵を巡ってその土地のお酒を愉しむことが好きでした。地元熊本の焼酎といえば球磨焼酎(くましょうちゅう/球磨地方で造られる米焼酎)、長崎では麦焼酎、鹿児島に行くと芋焼酎といったように、その土地ならではの原料や風土で造られたお酒を味わうことを、とても贅沢に感じます。
さまざまな銘柄がある中で、僕にとって宝山は「こだわりのブランド」というイメージがあり、憧れの存在でもありました。色んなお酒を味わう中で、今度は「造る」ことに興味が湧き、その想いがどんどん大きくなってしまったので、ついに転職を決意しました。
今やらせてもらっているのは、二次仕込み(二次もろみ造り)です。もともと体力には自信があったのですが、最初は「農業」も「醸造」も、とにかく与えられた仕事をこなすことで精一杯でした。西酒造では、焼酎の原料造りから醸造まですべてを経験するため、覚えなければならないことがたくさんあります。そんな中、最初は、焼酎造りにおける年間のサイクルを身をもって理解しました。先週からは、今年の「醸造」が始まりました。今年は醸造における各工程のやり方と意味をしっかり理解して、知識・経験を深めることが僕の課題です。
西酒造に入社して、宝山を飲む時の感覚が「酒蔵巡り」をしていた頃と明らかに違います。それはこの焼酎を造ることに自分が少しでも関われたという“誇り”です。友達や家族と一緒に飲むことがより楽しくなりました。
これから蔵人としてもっと経験を積んで、いつか「俺が造った宝山!」と自信をもって言えるように気合いを入れて頑張ります!