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お知らせ/メッセージ/ご挨拶

お知らせ/メッセージ/ご挨拶 2018年3月30日

水にまつわる想い。

「水風景2015-2017」というタイトルで、原書房さんから3月より発売されています(*^_^*) この本は、FM放送「J-WAVE」の人気番組、『Morning Table(モーニングテーブル)」で、2015年から2017年に放送された内容を書籍化したもので、映画監督、脚本化、俳優、女優、ミュージシャン、スポーツ選手、ジャーナリスト、研究者にいたるまで、さまざまな業界の著名人が登場しています♪ “水とわたし”をテーマに、清冽な写真と、心に沁みる詩で構成された「水詩集+写真集」です(人´∇`)

 

当社代表社員:西陽一郎が想う、「水にまつわる想い」が紹介されています。皆さまもぜひ、宝山を片手にご一読いただけましたら幸いですd(^_^o) 今週も一週間、おつかれさまでした♪

 

掲載されているメッセージを是非ご一読ください(*^_^*)

 

 

酒造りの原点、永吉川

 

近所の永吉川が夏休みの遊び場でした。

子どもの僕たちは自転車に飛び乗り、

競争するように坂道をかける。

 

汗が噴き出す頃、永吉川の清流が見えてきます。

 

切り立った岩場の下には澄み切った水。

僕らは裸で飛び込みます。

 

悠々と泳ぐ魚たち、そして夏草の匂い

酒を作るための水を探し、

芋畑を耕す焼酎造りに

自然を求める原点はあのころでしょうか。

 

突然の酒つくり

 

蔵の創業はペリー来航のころ。

八代目として生まれ東京農大の醸造科へ。

卒業後、酒問屋に就職。

五年のつもりが実家の杜氏がけがをし

一年で急遽、蔵に戻ります。

 

突然向き合った芋と糀、そして酵母。

学んだ醸造学で乗り切りました。

 

わかったのは水の大切さ。

酒の見せる表情ががらりと変わるんです。

 

人間もきれいな水が不可欠。

糀も酵母も同じ生き物。

 

水を知る、酒造りの基本です。

 

天がくれた水

 

八年前、蔵の移転を考えたとき、

最初に求めたのは水でした。

 

いくつもの湧水を見て、

地下水の味をきき、成分を分析する日々。

 

ただただ、過ぎゆく時間。

あるとき、出会った水の味。

 

清冽な味わいの中に大地の響きを感じました。

水源は山の中にありました。

なるほど、水も大地の恵み。

出会わせてくれた酒の神様に感謝です。

 

水と酒造り

 

蔵には水神様と

氏神様を祀っています。

ここでたくさんの願い事はしません。

祈るのは酒造りができる感謝と

働く蔵人の無事。

 

他に私たち蔵人が望むものは

美味しいお酒ができあがること。

 

それが宝山を飲む人の

喜びになると信じて

励む毎日です。

 

水は万物の根源。

水、そのものが

神様なのかもしれません。

 

薩摩の酒、焼酎

 

薩摩の方言で焼酎を飲む時を「だれやめ」といいます。

だれは疲れ、やめは止めるという意味です。

 

焼酎は癒しとこころの安らぎをもたらす

活力源という薩摩の思いです。

 

美味しい酒を例えるとき五臓六腑に染み渡る、と言います。

 

身体に染み入る酒だから私たち蔵人が責任を持つ。

 

私たちは芋を仕入れるものではなく

薩摩の大地で育てています。

 

芋畑という「屋根のない蔵」での酒造りです。

 

 

 

■原書房:

http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=05484-8

 
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お知らせ/メッセージ/ご挨拶 2024年5月9日

水にまつわる想い。

「水風景2015-2017」というタイトルで、原書房さんから3月より発売されています(*^_^*) この本は、FM放送「J-WAVE」の人気番組、『Morning Table(モーニングテーブル)」で、2015年から2017年に放送された内容を書籍化したもので、映画監督、脚本化、俳優、女優、ミュージシャン、スポーツ選手、ジャーナリスト、研究者にいたるまで、さまざまな業界の著名人が登場しています♪ “水とわたし”をテーマに、清冽な写真と、心に沁みる詩で構成された「水詩集+写真集」です(人´∇`)

 

当社代表社員:西陽一郎が想う、「水にまつわる想い」が紹介されています。皆さまもぜひ、宝山を片手にご一読いただけましたら幸いですd(^_^o) 今週も一週間、おつかれさまでした♪

 

掲載されているメッセージを是非ご一読ください(*^_^*)

 

 

酒造りの原点、永吉川

 

近所の永吉川が夏休みの遊び場でした。

子どもの僕たちは自転車に飛び乗り、

競争するように坂道をかける。

 

汗が噴き出す頃、永吉川の清流が見えてきます。

 

切り立った岩場の下には澄み切った水。

僕らは裸で飛び込みます。

 

悠々と泳ぐ魚たち、そして夏草の匂い

酒を作るための水を探し、

芋畑を耕す焼酎造りに

自然を求める原点はあのころでしょうか。

 

突然の酒つくり

 

蔵の創業はペリー来航のころ。

八代目として生まれ東京農大の醸造科へ。

卒業後、酒問屋に就職。

五年のつもりが実家の杜氏がけがをし

一年で急遽、蔵に戻ります。

 

突然向き合った芋と糀、そして酵母。

学んだ醸造学で乗り切りました。

 

わかったのは水の大切さ。

酒の見せる表情ががらりと変わるんです。

 

人間もきれいな水が不可欠。

糀も酵母も同じ生き物。

 

水を知る、酒造りの基本です。

 

天がくれた水

 

八年前、蔵の移転を考えたとき、

最初に求めたのは水でした。

 

いくつもの湧水を見て、

地下水の味をきき、成分を分析する日々。

 

ただただ、過ぎゆく時間。

あるとき、出会った水の味。

 

清冽な味わいの中に大地の響きを感じました。

水源は山の中にありました。

なるほど、水も大地の恵み。

出会わせてくれた酒の神様に感謝です。

 

水と酒造り

 

蔵には水神様と

氏神様を祀っています。

ここでたくさんの願い事はしません。

祈るのは酒造りができる感謝と

働く蔵人の無事。

 

他に私たち蔵人が望むものは

美味しいお酒ができあがること。

 

それが宝山を飲む人の

喜びになると信じて

励む毎日です。

 

水は万物の根源。

水、そのものが

神様なのかもしれません。

 

薩摩の酒、焼酎

 

薩摩の方言で焼酎を飲む時を「だれやめ」といいます。

だれは疲れ、やめは止めるという意味です。

 

焼酎は癒しとこころの安らぎをもたらす

活力源という薩摩の思いです。

 

美味しい酒を例えるとき五臓六腑に染み渡る、と言います。

 

身体に染み入る酒だから私たち蔵人が責任を持つ。

 

私たちは芋を仕入れるものではなく

薩摩の大地で育てています。

 

芋畑という「屋根のない蔵」での酒造りです。

 

 

 

■原書房:

http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=05484-8

 

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