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蔵人紹介・熟練の職人

蔵人紹介・熟練の職人 2019年2月4日

入社10年目・醸造1年目の田中 健太です♪

入社10年目・醸造1年目の田中 健太です♪

地元・鹿児島県出身の田中は、小学校時代はソフトボール、中学・高校時代は野球部でピッチャーを務めており、蔵の誰もが認める体力・気力の持ち主です(*^_^*) 鹿児島ならではのモノ作りの仕事がしたい!と、2008年に西酒造に入社しました♪

焼酎の瓶詰め →検品 →ラベル貼り →箱詰め →最終検品などの仕事を3年間経験した後、お客さまへの出荷や在庫管理を行う物流の仕事に7年間携わるなど、これまでの10年間、製品部の全工程を支えて来ましたd(^_^o)

長い時間を掛けて造られた宝山を、完璧な状態でお客さまの元へ届ける役割を担ううちに、農業から醸造まで、「製造」の知識・経験も積みたいという想いが強くなり、昨年8月より、製造部に配属されています。醸造の時期は「麹造り」を担当、屋根のない蔵での仕込みが始まった1月からは、お芋の苗作り。皆さまに心から「美味しい!」と感じていただける宝山を造るために、日々勉強中です♪ そんな田中のメッセージを、皆さまもぜひご覧ください!

 

■田中 健太 (たなか けんた)より

焼酎好きな親の影響もあり、昔から鹿児島の大人が飲むお酒といえば「焼酎」でした。高校を卒業後、建築関係の仕事に就き、自分も焼酎を飲むようになりましたが、色んな焼酎がある中でも「宝山」は高級な焼酎ブランド、特別な日に飲む焼酎というイメージがあり、初めて飲んだのは入社する3年ほど前のことです。

「富乃宝山」を飲んだ時、「こんなに美味しくて、飲みやすい焼酎があったのか!」と衝撃を受けたことを覚えています。以前から地元・鹿児島ならではのモノ造りがしたいという想いがあり、それが「焼酎を造る仕事」と繋がって、幸運にも憧れの焼酎ブランド「宝山」を造る、西酒造との縁に繋がりました。

とはいえ、入社するまで焼酎造りに関する知識はほとんどありませんでした。妻の実家が兼業農家なため、「農業」を手伝った経験があるくらいで、「醸造」のことはおおざっぱなイメージ程度です。だからこそ、製品部で過ごした10年間は貴重でした。各銘柄の原料芋、麹、アルコール度数、蒸留方法、そして“気合い度数”など、「知識」としてしっかり覚えましたし、仕上がった焼酎の品質管理や物流の重要性もしっかり理解することが出来たと思います。

 

そして去年の8月から、いよいよ“焼酎造り”を行う「製造部」に配属されました。ちょうど「醸造」が始まるタイミングで、毎朝7時から始まる芋切りと、麹造りで最も大切とされる「製麹」を担当させてもらいました。「知識」として覚えてきたことを、実際に自分で「経験」し、改めて酒造りの奥深さを実感しています。洗米と浸漬をしてから、米を蒸して、種麹をまぶして、麹室で2日間寝かせて、麹が出来る。どの工程においても厳格な環境管理が欠かせず、改めてデリケートな部分と難しさも感じました。醸造が始まってからは、常に現場が動き続けるため、体調管理も欠かせませんが、仕込みが終わったあとの達成感・充実感はこれまでに味わったことがないものでした。

2019年の仕込みが始まり、今は屋根のない蔵で毎日お芋を育てています。今年の収穫の時期を迎えれば、一年間の仕込みに携わったことになるので、毎日が楽しみです。今の段階では、焼酎造りの全工程を自分のものにできるまであと何年?というのは想像できないですが、一つ一つの作業の意味、微生物たちの働き、美味い焼酎を造るためのメカニズムなどを、これからしっかり覚えて行きたいと思います!

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地元・鹿児島県出身の田中は、小学校時代はソフトボール、中学・高校時代は野球部でピッチャーを務めており、蔵の誰もが認める体力・気力の持ち主です(*^_^*) 鹿児島ならではのモノ作りの仕事がしたい!と、2008年に西酒造に入社しました♪

焼酎の瓶詰め →検品 →ラベル貼り →箱詰め →最終検品などの仕事を3年間経験した後、お客さまへの出荷や在庫管理を行う物流の仕事に7年間携わるなど、これまでの10年間、製品部の全工程を支えて来ましたd(^_^o)

長い時間を掛けて造られた宝山を、完璧な状態でお客さまの元へ届ける役割を担ううちに、農業から醸造まで、「製造」の知識・経験も積みたいという想いが強くなり、昨年8月より、製造部に配属されています。醸造の時期は「麹造り」を担当、屋根のない蔵での仕込みが始まった1月からは、お芋の苗作り。皆さまに心から「美味しい!」と感じていただける宝山を造るために、日々勉強中です♪ そんな田中のメッセージを、皆さまもぜひご覧ください!

 

■田中 健太 (たなか けんた)より

焼酎好きな親の影響もあり、昔から鹿児島の大人が飲むお酒といえば「焼酎」でした。高校を卒業後、建築関係の仕事に就き、自分も焼酎を飲むようになりましたが、色んな焼酎がある中でも「宝山」は高級な焼酎ブランド、特別な日に飲む焼酎というイメージがあり、初めて飲んだのは入社する3年ほど前のことです。

「富乃宝山」を飲んだ時、「こんなに美味しくて、飲みやすい焼酎があったのか!」と衝撃を受けたことを覚えています。以前から地元・鹿児島ならではのモノ造りがしたいという想いがあり、それが「焼酎を造る仕事」と繋がって、幸運にも憧れの焼酎ブランド「宝山」を造る、西酒造との縁に繋がりました。

とはいえ、入社するまで焼酎造りに関する知識はほとんどありませんでした。妻の実家が兼業農家なため、「農業」を手伝った経験があるくらいで、「醸造」のことはおおざっぱなイメージ程度です。だからこそ、製品部で過ごした10年間は貴重でした。各銘柄の原料芋、麹、アルコール度数、蒸留方法、そして“気合い度数”など、「知識」としてしっかり覚えましたし、仕上がった焼酎の品質管理や物流の重要性もしっかり理解することが出来たと思います。

 

そして去年の8月から、いよいよ“焼酎造り”を行う「製造部」に配属されました。ちょうど「醸造」が始まるタイミングで、毎朝7時から始まる芋切りと、麹造りで最も大切とされる「製麹」を担当させてもらいました。「知識」として覚えてきたことを、実際に自分で「経験」し、改めて酒造りの奥深さを実感しています。洗米と浸漬をしてから、米を蒸して、種麹をまぶして、麹室で2日間寝かせて、麹が出来る。どの工程においても厳格な環境管理が欠かせず、改めてデリケートな部分と難しさも感じました。醸造が始まってからは、常に現場が動き続けるため、体調管理も欠かせませんが、仕込みが終わったあとの達成感・充実感はこれまでに味わったことがないものでした。

2019年の仕込みが始まり、今は屋根のない蔵で毎日お芋を育てています。今年の収穫の時期を迎えれば、一年間の仕込みに携わったことになるので、毎日が楽しみです。今の段階では、焼酎造りの全工程を自分のものにできるまであと何年?というのは想像できないですが、一つ一つの作業の意味、微生物たちの働き、美味い焼酎を造るためのメカニズムなどを、これからしっかり覚えて行きたいと思います!

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