蔵人紹介・熟練の職人

蔵人紹介・熟練の職人 2016年4月20日

宝山 熟練の蔵人 Vol.4 有馬健晃

皆さま、おはようございます!杜氏として10年以上のキャリアを持つベテランの蔵人達をご紹介する「熟練の蔵人」。4人目は、取締役 工場長の有馬健晃(ありま たけあき)です。d(^_^o) 宝山の故郷である日置市吹上町出身の有馬は、現社長の西陽一郎と古くから親交があり、西酒造に入社する前は学生時代に学んだ工学の知識を活かして機械・医療機器メーカーの営業職に就いていました。西陽一郎が八代目を継承した際に西酒造に入社、以来「焼酎造り」の奥深さと魅力を知り、醸造から農業の現場、営業から管理部門の仕事まで、八代目蔵元の右腕として20年以上に亘り、西酒造の屋台骨を支えて来ました。そんな有馬の熱いメッセージをぜひご覧ください。(人´∇`)

 

【有馬 健晃より】

吹上町が地元の私にとって、焼酎は小さい頃から身近な存在でしたが、「焼酎造り」の中身を知ったのは西酒造に入社してからのことです。知識も経験も無かった私に、醸造の基本的な知識から、現場で必要な知恵、そしてお客様に伝えて行くべきことまで、すべて西社長が教えてくれました。誰よりも身近に最高の教科書として居てくれたお蔭で、私も焼酎造りの魅力とその美味さにどんどん魅かれて行きました。

焼酎造りを20年以上続けてきた中で思う、この仕事の魅力は、日々沢山の気づきがあり、焼酎の未来に無限の可能性を感じられることです。2000年を超える清酒の歴史、4000年以上に及ぶワインの歴史からすると、芋焼酎の歴史はまだまだ浅く、それを裏付けるようにここ20年の間にも、私たちの蔵からいくつもの“業界初”が誕生しています。そして、これまで使用したことがない原料芋を使った仕込みや新しい醸造方法の研究など、挑戦したい事はまだまだ山ほどあるのです。

特に焼酎造り・酒造りは、国から許可を得た限られた人でしか携わることができません。それだけに焼酎造りをする者には、国を代表して「もっと美味く!」を追求する使命と責任があります。私たちが芋焼酎の可能性を信じ、新しいことへの挑戦をしなければ、芋焼酎の歴史がそこで停滞してしまうことになるからです。また、これは会社の経営指針にも反映されていることですが、「売る」ことが主目的になってしまうと、それは「安さ」や「手軽さ」を追及することにも繋がり、それを続けていると今度は「品質」が後回しになってしまうリスクがあります。西酒造はあくまで「品質」と「美味さ」で勝負すること。そこを追求する集団こそが、美味い焼酎を産み出す強い組織であり、多くのお客様から必要とされるブランドになると信じています。

 

私にとって一番大切なミッションは、このような「西酒造イズム」を蔵人全員に浸透させ、焼酎造りに反映していくことですが、自然とその想いに共感する者だけが集まり、蔵人達の腹に落ちているように感じています。蔵人全員が「宝山で一人前になった。」「宝山で家族を養い子供を育てた。」「美味い宝山を造ることで世の中に貢献することができた。」と自信を持って言える、そういった組織にして行きたいと思います。

 

最後に日頃より宝山をご愛顧いただいている全てのお客様へ。

宝山の「美味さ」にはまだまだ先があります!

宝山が追及していく、焼酎の可能性にぜひご期待ください!

 

西酒造株式会社

取締役 工場長

有馬 健晃

 

 

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