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宝山誕生秘話 2015年11月25日

「宝山誕生秘話Vol.9 酒酒楽楽」

西酒造の限定銘柄である「酒酒楽楽」は、醸造方法はもとより原料の品質に徹底的にこだわり抜いた一本です。(^ー^)ノ 西酒造の自社農場で最も土質と日当りの良い畑(Grand Cru/特級畑)で育った黄金千貫と、専用の麹米=山田錦だけを原料に用い、もろみの温度管理は専用の酵母に合わせた低温発酵、蒸留は常圧単式蒸留法で丁寧に仕上げています。

 

原料にまで徹底的にこだわった銘柄を造ることになったきっかけは、八代目蔵元である西陽一郎社長が、宝山を取り扱っていただいている飲食店さんにうかがった際、店員さん達の宝山の「勧め方」と、飲み手のお客様の「銘柄に対する解釈の仕方」に触れた時のことでした。それはこんなエピソードです。たまたま西社長の隣の席で飲まれていたお客様が、「富乃宝山」を注文された際に、店員さんが間違えて「芋麹全量」を出されました。お客様に「富乃宝山ですよ?」と訂正された後、再度「富乃宝山」ではない別の宝山銘柄を出されてしまいました。その際に店員さんがしたお客様への説明の中で、何度も「宝山系」と言う言葉でひとくくりにし、各銘柄の原料や仕込みによる酒質の違いが含まれていないその説明にお客様もしょうがなく納得されていた、というものです。その出来事から西社長が感じたことは、「麹や原料(芋·米)·仕込み方法による酒質の違いが、まだまだ理解されていないのではないか?」また、「“本格焼酎ブーム”が起きてお客様が増え、市場規模は拡がったものの、どの銘柄も“芋焼酎”として、西酒造においては“宝山系”としてひとくくりにされてしまっているのではないだろうか?」という懸念でした。そのことがきっかけとなり、酒販店さんや飲食店さん達と意見交換をし、大学の教授や同世代の蔵元達、西酒造の蔵人達とも何度も議論を重ねます。その結果、原料と醸造方法による酒質の違いをさらに明確にし、言葉で伝えるだけではなく、一度飲めばその味わいの違いがよりはっきりと伝わる銘柄を、私達で造らなければならない!そうすることは必ず芋焼酎の未来に寄与する!と思いました。この話を聞いた蔵人たちは「飲み手の方々を感動させたい!」と造り手の心に火が付きました。新商品開発を担う研究室はもちろん、製造の現場や営業担当からも様々な意見·アイデアが上がり、最高品質の原料だけを使用し、原料の良さを最大限に引き出す醸造方法の研究·開発を進めていったのです。原料や醸造方法による酒質の違いを理解してくださるお客様(飲み手)を増やしたい!その想いを具現化するたのチャレンジが繰り返され、「酒酒楽楽」が誕生しました。d(ゝ∀·) こうして完成された「酒酒楽楽」は、香りも味わいも余韻もかつて無い芋焼酎に仕上がりました。ご興味をお持ちいただけましたらぜひお試しください。(;´-`)

 

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「宝山誕生秘話Vol.9 酒酒楽楽」

西酒造の限定銘柄である「酒酒楽楽」は、醸造方法はもとより原料の品質に徹底的にこだわり抜いた一本です。(^ー^)ノ 西酒造の自社農場で最も土質と日当りの良い畑(Grand Cru/特級畑)で育った黄金千貫と、専用の麹米=山田錦だけを原料に用い、もろみの温度管理は専用の酵母に合わせた低温発酵、蒸留は常圧単式蒸留法で丁寧に仕上げています。

 

原料にまで徹底的にこだわった銘柄を造ることになったきっかけは、八代目蔵元である西陽一郎社長が、宝山を取り扱っていただいている飲食店さんにうかがった際、店員さん達の宝山の「勧め方」と、飲み手のお客様の「銘柄に対する解釈の仕方」に触れた時のことでした。それはこんなエピソードです。たまたま西社長の隣の席で飲まれていたお客様が、「富乃宝山」を注文された際に、店員さんが間違えて「芋麹全量」を出されました。お客様に「富乃宝山ですよ?」と訂正された後、再度「富乃宝山」ではない別の宝山銘柄を出されてしまいました。その際に店員さんがしたお客様への説明の中で、何度も「宝山系」と言う言葉でひとくくりにし、各銘柄の原料や仕込みによる酒質の違いが含まれていないその説明にお客様もしょうがなく納得されていた、というものです。その出来事から西社長が感じたことは、「麹や原料(芋·米)·仕込み方法による酒質の違いが、まだまだ理解されていないのではないか?」また、「“本格焼酎ブーム”が起きてお客様が増え、市場規模は拡がったものの、どの銘柄も“芋焼酎”として、西酒造においては“宝山系”としてひとくくりにされてしまっているのではないだろうか?」という懸念でした。そのことがきっかけとなり、酒販店さんや飲食店さん達と意見交換をし、大学の教授や同世代の蔵元達、西酒造の蔵人達とも何度も議論を重ねます。その結果、原料と醸造方法による酒質の違いをさらに明確にし、言葉で伝えるだけではなく、一度飲めばその味わいの違いがよりはっきりと伝わる銘柄を、私達で造らなければならない!そうすることは必ず芋焼酎の未来に寄与する!と思いました。この話を聞いた蔵人たちは「飲み手の方々を感動させたい!」と造り手の心に火が付きました。新商品開発を担う研究室はもちろん、製造の現場や営業担当からも様々な意見·アイデアが上がり、最高品質の原料だけを使用し、原料の良さを最大限に引き出す醸造方法の研究·開発を進めていったのです。原料や醸造方法による酒質の違いを理解してくださるお客様(飲み手)を増やしたい!その想いを具現化するたのチャレンジが繰り返され、「酒酒楽楽」が誕生しました。d(ゝ∀·) こうして完成された「酒酒楽楽」は、香りも味わいも余韻もかつて無い芋焼酎に仕上がりました。ご興味をお持ちいただけましたらぜひお試しください。(;´-`)

 

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